初めてデジタル一眼レフを手にした時の事は今でも鮮明に記憶している。 2本並んでいたワインをイメージっぽく撮ったものが、おそらく自分の中では初めての「作品」であったのではないかと。 今見返すと、別に大した絵でもなく。いたって普通なのだが。 当時の自分にはもの凄く強烈なインパクトがあったかと。笑 以来、色んなものを撮ってきたと思う。同時に、色んな写真、イメージをも見てきたと思う。 まだまだ見足りない、いや、見尽くす事はないのだと思うが。 その過程で、自分はどんなものを撮りたいのか。どういう風に撮りたいのか。 徐々に見えてくる様になったとも思う。 今まで撮ってきた一枚一枚が今の自分の写真力となり。 これから撮る一枚一枚も自分の写真力となっていくはずで。 腐りかけた、いや腐っていた自分もいた。今もどうなるか、ギリギリのところで撮れている気もするが。 そんな中でも、コツコツと、と言うか地道に続けてきた事が少しずつ結果として表れ始めているのも事実であり。 今回、この「ミス マリアナス ティーン 2014」を撮らせてもらえる機会を得られたのも、一つの結果と言えると思う。 何と言うか、スルーされる写真ばかりを撮り続けていたらこの機会は無かったもの、と。 スルーする人もいるだろうけど、そうでない人もいてくれたわけで。 そこで何か引っかかりが出来て、それがまた何かに繋がる。その繰り返し。 写真には絶対的な評価など無いはずで。あくまで相対的なものと。 だから最初にこのイベントのお話を頂いた時にも、その点は断りを入れさせて頂いたわけで。 幸い「こういう絵を撮ってください」とは言われず。「好きな様に撮ってもらえれば」と。 その点においてはある意味、自分はプロではない、と。 依頼主の要望通りに撮れるのがプロだ・・・というのが自分の中にあって。好きな様に撮らせてもらっている内は、まだまだプロではないか、と。 とにかく、今回のイベントでは自分の好きな様にと言うか、撮りたいと思うイメージを求めて撮ってみた。 後はまた、その結果としてのイメージがどのくらいスルーされるのか、されないのか。 どのくらい引っかかりが出来て、何に繋がるのか。 今までがそうであった様に、そんなにすぐには結果なんて出ないのだ、と。 一気に突き抜けることは期待せずに。ある程度時間を要するもの、と。 その間、腐らずに耐え忍ぶしかないのだ、と。 とにかく、この機会を与えてくれた Stellar Marianas と、そこに導いてくれた友人達に感謝したい。 僕の写真をスルーする事なく見てくれた人達にも、合わせて感謝したいと思う。 Daisuke 38
by daisuke_yanai
| 2014-07-20 00:16
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