カテゴリ:家族( 101 )

Army Junior Reserve Officers' Training Corps.



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 今日はカイトが学校で何やらやってる事の催し物(競技会)で。普段どんな事してるのか...特に知る由もないのでたまたま見に行ってみた。ちょうどウエディングが終わった足で寄ったのでカメラも持ち合わせていて。

 カイト自身のパフォーマンスを見ることはタイミング的に出来なかったのだが...他校のパフォーマンスを見て、久しぶりに泣けた。というか、感動した。学校でこういう事やってんのか...と、ちょっと知れて嬉しかった。


 パフォーマンスを終えた子ら自体はとりわけ感極まって泣いている...という感じでもなく。普段何回も練習してきた事の本番を無事に終えられて良かった...という安堵感の方が強いのか。ただ、彼らに伝えたかったのは「君ら凄いよ...初めて見た者を泣かせるんだから」という事。それくらい君らのやってる事って凄いぞ...と。




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 日本で生まれ育って、日本の価値観で生きてきた俺。サイパンもアメリカの領土で一応アメリカの価値観の下にある島。そこで生まれ育ったカイト。俺だけの価値観を押し付けただけでは生きて行きにくいはずで...彼なりの価値観を築きながら生きているはずで。そしてこれからもどこかの、何らかの価値観の中に身を置いて生きて行かねばならない訳で。

 だらしない親父のせいで大変な思いばかりさせてきてしまって...申し訳ない気持ちで一杯だが。こうして、家では見せない...見えないカイトを見ると、本当によく頑張ってくれていると...申し訳なく思ってばかりいてはならんと。





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 この地に生まれてこの地で育って...俺の息子である事は変えられない事実で。そんな宿命を背負ってではあるが、何とか自分で切り開いて生きて行って欲しい。


 普段もやもやと考えていた事を再認識出来た日でした。





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Daisuke Yanai . Photography 2017




※本文は2月18日のFacebookへの投稿を転載したものです。(一部編集済み)









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by daisuke_yanai | 2017-02-21 21:01 | 家族 | Comments(2)

スポーツ写真




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 最近は専らフェイスブックへのアップばかりで、こちらが休眠状態でしたがお許し下さい。
と言うか、やっぱりフェイスブックへの投稿の方が楽チンですし。見栄えの問題もあったりで。
こちらでアップしてからフェイスブックにリンクが出る様になるのは個人的に好きでなく。

 ならば両方出せば・・・と思われるかもしれませんが、同じ記事がフェイスブック上に並ぶのも
これまた見る方の事を思うと煩わしいものか、と。

 ただ、僕の親父みたいにフェイスブックをしてない方もいらすでしょうし。


 という訳で、今回は親父の為にアップするみたいなものですが、ご勘弁下さい。


 先日、久しぶりにサイパンでのスイミングの試合を撮る事が出来まして。
この前週には東京でメダル2個を獲ってきたカイトですので。まぁそのままの勢いで
泳いだ感じでしたね。


 ウォーミングアップの風景

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ウォーミングアップでの風景2

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100m 平泳ぎで 1分10秒38 でした。 10秒切りたかったなぁ。

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たくましくなってくれましたよ、ホント。7月の世界選手権(ロシア)へ向けて更に頑張れ!

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Nikon D750
AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8G
SIGMA 150-500mm f/5-6.3 APO DG OS HSM




Daisuke Yanai . Photography

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by daisuke_yanai | 2015-03-23 22:49 | 家族 | Comments(2)

Promotion Ceremony 2014.




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Promotion Ceremony 2014.
(卒業式)




 カイトが何とか、と言うのかいつ間にか・・・と言うのか。
ジュニアハイスクールを卒業した。

 サイパンはアメリカの教育システムの為、現時点でエレメンタリー(小学校)が6年、
その後のジュニアハイスクール(中学校)が2年で、ハイスクール(高校)は4年となっている。


 こちらでは小学校の時にも授業参観等があるわけでなく。
クリスマスと年度末(こちらでは6月)に学年毎の出し物を校庭でやるのを見に行く機会があるくらいで。
それもわざわざ仕事を休んで行くほどでもないので、これまでもたまたま時間があれば見に行っていた、
という程度で。


 正直、学校での子どもらの様子を知る由はほとんどない。
実際、カイトの小学校の卒業式にも行かなかったと思う・・・というほどに記憶がない。


 今日はたまたま仕事も休めたので、どんなものかと行ってみた次第。
一応カメラを持って、まぁ良いシーンが一枚でも撮れれば・・・という感じで。




 こんな常夏の、陽気でノリノリな人間がかなりの割合を占める島の学校の卒業式ともなれば、
日本の卒業式のイメージなど全くもって当てはまるはずもなく。

 いわゆる来賓の、新聞でよく見かけるサイパンのエライさんのスピーチなども
周囲の雑音に埋もれて聞き取れないほどになっている始末で。

厳かな雰囲気の中、粛々と進むものではない・・・という事は分かった。汗




 まぁサイパンだから仕方ないのかもしれんが。
だから「サイパン」なんだよ・・・と思わずにはいられないのは僕だけなのか。笑

 誰かが前に立ったら、その人に注目して耳を傾ける。静かにする。
僕が小学生の頃にはくどいほどに先生に言われたものだが。
少なくとも、僕の子らには叩き込んでおきたいところである。



 とまぁ、そんなわいわいがやがやの卒業セレモニーではあったが、
それでも卒業生にとっては一つの節目であるわけで。


 カイトの、学校生活の一つの節目である事に間違いなく。

 そんな節目に居合わせる事ができて思った事。
僕が知らない間に、知らないところで、ここまで成長していたんだなぁ、と。
今まで自分の事でいっぱいで、そこまで子どもらに気をまわせてやれなかった自分を。
ちょっと反省してみたりして。



 もちろんこれからも、と言うかこれからの方が自分にいっぱいになるかとは思うのだが。
そんな時こそ余計に、彼らの様子に気をかけてやれる父親にならねば、と。



 今まで、すまなかった。
こんな親父であるにもかかわらず、親父として受け入れてくれてありがとう、と。



 写真を撮ってやることくらいしか出来ずに申し訳ないが。




 卒業おめでとう。





Daisuke 38
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by daisuke_yanai | 2014-06-11 02:23 | 家族 | Comments(2)

強くなれ。




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2014年、初投稿となりましたが。笑
今年も宜しくお願い致します。


年末にサイパンで実施された某県の中高生選抜競泳チームの合宿に
長男坊カイト(14歳)もご厚意で参加させて頂けまして。

その時の様子をば。



多い日で午前午後の練習合わせておよそ2万メートル。
普通に1万8千メートルという練習。

まぁ選抜で来るスイマーですから、そのくらい泳いで当たり前なのでしょうが。

たまたま中日辺りを見学させて頂ける機会に恵まれまして。
その時に承諾を得て撮らせてもらいました。


みんな全国大会の表彰台常連さんというメンバー。
カイトはついて行くのが必死です・・・というか、泳ぎでは付いて行けません、もちろん。
与えられたタイムサイクルをこなすのに精一杯・・・というメニューもあります。


大事なのは、彼らの泳ぎを身近で感じる事。
同じ歳のスイマーでも、こんなに泳げるんだ・・・という事を。




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この合宿では、JAPANのキャップを自ら選んで被っていたカイト。
普段の練習では被っていません。
頂いていたものを、大事に取っておいたのでしょう。
ここぞという時に被る・・・彼の合宿に臨む気持ちの表れでしょうね。



選抜チームのスイマーからすれば、カイトのレベルなど全然大した事ないのですが。
それでもキャプテンの高校生から色々と声をかけて頂き。
アドバイスをもらってました。



カイトにはそういうところを学んで欲しい。

何故、全然速くもないサイパンスイマーのお前に、わざわざ声をかけてくれるのか・・・。
速くないなりに、一生懸命練習に臨む姿勢を見せる事が大事だぞ・・・と教えてますので。
声だけはしっかり出す、とか。挨拶をちゃんとする、とか。

そういうところしか自分をアピールする事は出来ないのだから。



合宿を終えて、その先輩がカイトに、彼が使っていた水着とキャップをくれました。
水着はもちろん大きくてまだ履けませんが。笑


カイトも「大きくて履けない・・・」と言いましたが。
僕はカイトに「なぜ先輩がお前に水着とキャップをくれたか・・・その意味が大事だ」と。
実際に使わなくても良いのです。記念というか、思い出というか。
その先輩も、カイトに何か彼の存在を形として残しておきたかったのだと思います。
その品をみて、あの時あんな先輩がいたな・・・と。





合宿を終えて、今ではまた日々のサイパンチームでの練習に励んでいるカイトですが。
今はその選抜チームからお土産に頂いた、県名入りのキャップを被って練習しています。


カイトの中にも「俺はあのチームメイト達との練習を乗り越えたんだぞ・・・」という自覚があるのでしょう。



一回りも二回りも逞しくなった、そして強くなったカイトの今後の泳ぎが楽しみです。





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Daisuke 38

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by daisuke_yanai | 2014-01-13 19:55 | 家族 | Comments(0)

Hiroto.




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Hiroto.




せっかくなので、ヒロトも出しとこ。

体脂肪が極端に少ない彼はボードに乗っても身体が軽いせいか・・・
なかなか流れに乗れずにいた。

最初の内は10分並んで自分の番が回ってきたと思っても、ものの5秒で終わったりして。


悔しかったのだろう、何度も列に並び直していた。
徐々に感じを掴んできたものの、今度はボードをコントロールするのに苦心していたようで。
これまたいつまでも蛇行出来ずに係員から蛇行する様、笛を吹かれていたり。
(クラッシュしないと次の番に回らないので。笑)


が、それでもその内上手くコントロール出来る様になってきて。
早々に引き揚げて行ったカイトとは違って黙々と乗り続けるヒロト。

泣きそうな表情だったので、そんなに悔しくて練習したのか・・・と思って尋ねると。

「楽しいけど、寒い」と。



さすがスイミングで鍛えられた根性。
こういうところでも活きてきてます。笑




頑張れ、ヒロト。







daisuke 37

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by daisuke_yanai | 2013-01-29 18:35 | 家族 | Comments(0)

Kaito.




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Kaito.



昨日は早朝からオーシャンスイムでして。
海での遠泳ですな。


3.6kmほどだったそうで。
一周してきて2番手。
が、その後二周目に入ったところで先頭のチームメイトとカイトがコースを間違えて。
コースに戻ったところで3番手とまた並び。

他のスイマーよりかなり余計に泳いだわけですが。

最後まで2番手争いをしましたが、結果3位。

ま、2位も普段から一緒に練習しているチームメイトですから。
お互いの実力は知り尽くしてるわけで。

勝った負けたより、お互いに健闘を称え合い「お疲れさ~ん」と。



子どもらにとってはその後のウォーターパークでの時間の方が楽しみでして。
このオーシャンスイム参加者には「1日フリーパス」が付いてきたんですね。
というわけで、海写真ではなくボディボード写真。

そのウォーターパーク内にあるボディボード用「激流スライダー」?

カイト、初の波乗りでして最初はかなりビビッてましたが。
まぁ子どもですからすぐに慣れますわな。

僕と同じでクラッシュ後の痛いのがイヤなようでしたが。
カッコ良く乗れるようになって、更に男に磨きをかけて欲しいところです。







モデルばかりでなく、家族もちゃんと撮ってる僕なんですよ。汗







daisuke 37

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by daisuke_yanai | 2013-01-27 22:54 | 家族 | Comments(0)

Hiroto.



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先日のカイトの記録がCNMIレコード(boys 13-14)に認定された様です。

Records fall in NMISF meet
(1月16日付 Saipan Tribune)


された様です・・・って、連盟の誰か、新聞社に連絡する前にチームに連絡して来いよ。汗
まぁこの場で言うのも何ですが。
普通、こういうのって、試合が終わったらその場でオフィシャルタイムでしょ。笑
遅くとも翌日にはオフィシャルタイムとして出んと。

僕も水泳やってましたから・・・
(厳密にはやらせてもらっていた)

試合で自己ベストが出ると、めっちゃ嬉しいんです。
練習、頑張って良かった・・・って。
別に決勝に残れるとか誰かに勝ったとかでなく。
(当時の僕は恥ずかしながらそのレベルでした)


とにかく、タッチして、掲示板とかにタイム出るわけでしょ。
振り返って自分のタイムを見たその瞬間の感動がSwimmingの醍醐味なはずなんですけどね。


それをサイパンの場合(特にCNMIレコードとかが出てると)、
調査?確認?があるから・・・とかで待たされる。

子どもらはリザルト(結果タイム)がアンオフィシャル(非公認)で出た時点でも
ベストタイムだったりすると嬉しいのに・・・

「これはまだ非公認ですから・・・」と誰かしらが水を差す。

その場で手放しで喜べないという点で、これは完全にSwimmingの醍醐味を奪ってしまっている!
子ども達の感動を奪っている!


と、今度の水連のミーティングで言ってやろ。笑

ま、認定して頂けてありがたいのもそうですが。
そんなの、ある意味当然ですからね。





さて、今回はカイトがそんなわけで平泳ぎ3冠レコードとなったわけですが。

その陰に隠れがちですが、実は僕はヒロトの頑張りにも感激しました。

スイミングにおいては、親父の僕が言うのも何ですが・・・
カイト、リュウトほど派手なパフォーマンスは出来ないものの、その練習に臨む姿勢というか
忍耐力というか、もの凄いものを持っていると思います。

兄のカイトと弟のリュウトが、スイミングにおいてはちょっとヒロトよりも上の次元で
泳いでいるのを自覚しつつも、決して「辞めたい」とか「休みたい」とか弱音を吐かない。
普通なら「俺は違う事やりたいから」とか言い出しそうなものを。

ただ黙々と一緒にプールに通い、練習に臨む。


その結果が、今回の試合では出たと思います。
今まで歯が立たなかった相手に自己ベストで勝った。
相手は別に勝負する気もなかったので、とりわけ練習をしていなかったのかもしれませんが。
それでも試合では必死で泳いでたでしょうし。
現時点での実力ではヒロトが勝(まさ)っていたわけですから。

あれだけ練習に耐えてきたヒロトですから・・・ある意味驚くこともないのですが。

彼なりにも自信になったでしょうし。
コーチの言う、「練習は嘘をつかない」とはまさにその通りで。


僕が思うに、以前にも書きましたが、やはりこの「気持ち」が大事なのです。
去年の今頃でしたか、東京の試合には連れて行ってもらえないレベルと自覚するヒロトが、
日ごろの努力をかわれてカイト、リュウトへの帯同を認められた時、思わず涙したのです。



それくらいの気持ちで泳いで、練習している子どもらの記録を、即日公認できないとは・・・

一体、サイパン水連とは何様のつもりなんじゃい!
(あ、全員ではないですよ、もちろん。一部です、一部。笑)

まぁどうせ相手は外人ですから僕のこのブログを読むはずもなく。笑
ちょっとプチキレ(ぶち切れではありませんよ)してみましたが。






冒頭のヒロトの写真は、試合当日朝のストレッチ時のもの。
レースに臨むにあたって、彼の日ごろの「気持ち」が表れているかと。



これをみて、親父として吠えないわけにはいかなかったもので・・・笑





これからも頑張れ!ヒロト!
絶対強くなれる!










daisuke 37

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by daisuke_yanai | 2013-01-16 22:18 | 家族 | Comments(2)

Breaking Records Swim.


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Breaking Records Swim.




今日はスイミングの試合でして。

四兄弟、皆よく頑張りました。




カイトはCNMIレコードの泳ぎで。
ただ、まだそのタイムが正式にレコードとして認定されていないので
認定を待たないといけないのですが。

そんなの試合が終わった時点で認定されるべきものだろうに。
ややこしいサイパン水連の決まりごとだそうで。

ま、そう言われれば仕方ないのでしょうけど。



とりあえず、よく頑張った!

キツイ練習に耐えてきた成果だと。
更に速く泳げる様に頑張って欲しいですね。








daisuke 37

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by daisuke_yanai | 2013-01-12 20:18 | 家族 | Comments(0)

ルンバへ。




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衆院選の結果を受けて、気温はかなり寒いであろうにもかかわらず、
世間は何かと熱く、騒がしくしていた平成24年12月18日早朝。
大阪の実家で、愛犬がこの世を去った。


名を「ルンバ」と言う。
母親がのめり込んでいたダンスにちなんで付けられたのだろうが。
灰色がかったシーズーであった(はず)。


ルンバは僕が日本を去って間もなく、両親の承諾も得ずに妹がどこからか貰って来たのか拾って来たのか。
実家と言ってもマンションであるので犬を飼うこと自体がどうか・・・とも思われるところを
何故に妹が敢えて連れて来たのか。
そこは後から思うと妹なりに考えがあっての事であったと思うが。

とにかく僕がいなくなったところへ、家族として迎え入れられたのであった。



正直、僕とルンバが接したのは、ルンバの生涯の中でも1週間ほどであった。
僕が10年ほど前に一時帰国して大阪に滞在した間のみである。
初対面の時にはもの凄く吠えられたのであろうが、その後の僕と家族との接し方をみて
不審者ではないと認識したのかどうか。吠えられた記憶もあまりない。
その代わり、もの凄くなついた・・・という記憶もない。
なので、先に愛犬と言ったものの、正直僕の中ではいわゆる「愛犬」というほどの感情はなく。
ただ、実家の家族の心中を察するに、心を痛めずにはいられない、という事なのである。



半ば無謀とも言える状況で日本を飛び出して以来14年、もうすぐ15年が経とうとしている。
その間、僕も僕なりにサイパンでの人生を歩み今に至っているのだが。
出発はどうであれ、結果としての今の僕の人生をどう捉えるか・・・と考えた時に。

決して悪いものでもないな・・・と、思う。

生活は困窮を極め、子ども達にも物質的には贅沢もさせてやれていないが、
精神的な面においては、この上なく幸せな生活だと思っているから。


ただ、この生活、人生を得る為に犠牲にしてきたものもあるはずで。
犠牲と言うと何だか良い響きではないので、「選択しなかったもの」という方が適当であろうか。


日本での人生である。



ちょっと話が逸れるが、人生と言うとあたかも自分だけの人生の事を言うようであるが、
実はそうではない。

例えば僕の子どもらが僕の人生において重要な要素であるように。
子どもらの人生そのものが、僕の人生の一部、いや大部分になるのである。


僕がサイパンに来て15年経つという事は、日本にいなかった時間が15年になるわけで。
その間、大阪の家族と離れていたという事になり、両親、妹の人生において、
15年僕が一緒でなかった部分が出来てしまっているわけで。
重要な要素としての僕の人生が、少なくとも身近なものではなかったのである。



その間、僕の代役をルンバが務めてくれたとは言わないが、少なくとも両親、妹の人生において
重要な要素であってくれた事は間違いない。
要素と言うと何やらモノみたいに聞こえるので言い換えるとすると、
彼らの人生の重要な一部分であってくれた、と言えると思う。
本来僕が果たすべき役割を、ルンバが生涯をかけて果たしてくれたのだと思う。


そういう意味で、僕はここ2年ほどか、スカイプ越しでしか相対していなかったルンバに対しても
少なくとも家族の一員としての気持ちは持っていた。
散歩に連れて行ったわけでもなく、餌を与えていたわけでもないが・・・
実家のテレビ画面のみが写る僕のパソコン画面越しに、ルンバの気配というものを
遠いサイパンの地からも感じていたのである。






12月に入ってから実家のネット回線がトラブルに見舞われたとかで。
ちょうど電気屋に直しに来てもらって、久しぶりにスカイプが繋がった17日夜。
親父からここ数日でルンバがかなり弱った事、もう年を越せないだろうとも言われて。
動けなくなっているルンバの前に、いつになくカメラを寄せてくれて。

おそらくルンバも僕の気配と、声に気付いていたものと思う。




翌朝の親父からのメールで、最後に挨拶が出来てよかったワ・・・と。





生涯で数日しか接しなかった僕とルンバではあるが・・・
ルンバがどう感じてくれていたかは知る由もないが。
少なくとも僕の人生においては、ある意味、もの凄く大きな存在であると思う。

僕が務められなかった時間を、生き抜いてくれたのだから。







今までありがとう、ルンバ。


安らかに眠って下さい。











daisuke 37

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by daisuke_yanai | 2012-12-19 23:41 | 家族 | Comments(0)

Goro.




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Goro.






daisuke 37

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by daisuke_yanai | 2012-12-11 20:53 | 家族 | Comments(0)