<   2005年 11月 ( 4 )   > この月の画像一覧

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最近、連日NHKの気象情報の冒頭で日本各地の紅葉が映し出される。
画面越しでも「綺麗だ・・・」と感じる。

日本にいた頃は、格別興味も無かったのか・・・紅葉などを見に出かけた事すらなかったが。
暑いサイパンに長くいると、コートを着たりマフラーを巻いて出かけてみたい、と無性に思ったりもする。正直、紅葉を直に見たい。

自分がそういう歳になった・・・という事か。。。笑

さて、強引に紅葉の「紅」の字を持ち出してのこの一枚。
ベニゴンベというが、紅葉と同じ紅色である。普通の赤ではなく、正に字の如くの紅さである。水中ではライトをしっかり当てないと本来の紅色は見えない。写真を撮るにもフラッシュの当たり具合が大事である。

サイパンでは、ここに写っている種のサンゴを覗けばすぐに見つかる、超の付く一般種である。
が、これまた臆病なのか照れ屋なのか、なかなか全身を露わにしない。

この一枚を撮った時も根競べであった。
まずは遠くから、ベニゴンベが見易そうな所にいるサンゴを物色。で、こそっと近づくのだが、どうせこちらに気付いてスグに奥へ隠れてしまう。

ここからが勝負で、奥へ隠れたからと言って追い回すのではなく、さっきまでいた見易そうな所にカメラを合わせて待ち受けるのだ。暫くすると大体戻ってくる。そこをすかさず撮る。殺気(撮気)に気付いてまた逃げるが、また戻ってくる。

そうして何枚も撮ってるうちに、一枚くらいちゃんと写ってる。
デジカメの撮り方の基本である。


最後に・・・
ベニゴンベ・・・決して悪いネーミングではないと思うが。。。
僕的には「クレナイゴンベ」でも良かったかも知れない。

ベニゴンベ:「今度から、そう呼んでクレナイ・・・?」
(極寒)
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by daisuke_yanai | 2005-11-26 00:56 | ダイビング

勝手な意思

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ここ数日、サイパンの夕焼けが美しい。

色んな要因があるのだろうが、そんな事はこの際どうでも良い訳で・・・
誰の為にここまで美しい必要があるのだろうかと・・・
思うだけムダな訳で・・・

そこに「美しくありたい」と思う意思などあるはずもなく。

「美しく撮りたい」と思う自分の意思のみが勝手に存在する。


勝手な意思が表れた一枚です。
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by daisuke_yanai | 2005-11-18 20:42 | 夕焼け

黄金チョウ

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銀の次は、やはり金の出番でしょう。笑

僕はこのシテンチョウチョウウオをサイパンを代表する黄金チョウと度々紹介する。好きな魚の一つである。

見よ、この風格ある金色(こんじき)の眼帯・・・
人々はその昔から金には特別な思い入れというか、価値を見出しているという・・・
かく言う僕も、金のネックレスをしている。18になった記念だったか・・・親父から譲り受けたものだ。

それはさておき、やはり金(色)というのには、どこかド派手さと言うか煌びやかさが備わっていると思う。それでいて、その使い方と言うか配置・配分によっては先にも述べた風格、高貴さが出る。

それが僕がこの魚を好きな理由でもあると思う。
もし体の殆どが金色だったりすると、ちょっと引いてしまうだろうし・・・笑


さて、この写真を撮った時に企んだ事がある。
先のギンユゴイの様に背景を暗く落としたかったのだが・・・敢無く失敗。。。
と言うのも、水がキレイ過ぎてしかも浅い・・・その上天気も良い日だったので水中が明る過ぎたのだ。僕の押すだけのカメラではやはり無理だった。笑

そもそもコイツは深くて暗い所で、しかも中層をそうしょっちゅうは泳いでくれないのだから仕方ない。己のカメラを知り、その状況下で確実に撮れる絵を狙うしかないのだ。

だがそれでも、いつの日にか暗闇に浮き出る黄金チョウを撮ってやる・・・という野望だけは捨てずにいるつもりだ。

シテンチョウを見る度に、そのチャンスを窺う僕なのであった。
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by daisuke_yanai | 2005-11-15 21:12 | ダイビング

中性浮力バロメーター

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「グロット一番、ギンユゴイ」・・・と誰かが言っていたような気がする。

何が一番なのか・・・と聞くと、グロットで一番最初に目に入ってくる魚だから、という事だそうだ。
確かに、潜降中に視界に飛び込んでくるかもしれん・・・笑

グロットを潜った後のログ付けの際には、「あのシッポがシマシマなところが可愛い、銀色のサカナは・・・?」と絶対に訊かれる。
それ程までに可愛い印象があるのか・・・・はたまた、タダ単に一番最後の安全停止中に見るから印象に残っているだけなのか・・・定かではないが。。。

グロットに潜ると絶対目にするサカナである事には間違いない。

僕的には、確かにこのシマシマの尾鰭も印象的ではあるが、それよりも何と言ってもこの銀色に輝くボディの方が遥かに印象的だと思うのである。どこぞのミラーボールみたいだ。笑

姿もメダカみたいで海水魚っぽくないし・・・笑


さて、この魚(ギンユゴイという)、水面近くを泳いでいる事が殆どだ。深く降りてきても4mくらいまで。だから写真を撮るにも、浅い水深で、しかも中層に浮いた状態で撮らねばならない。

息を吐いて泡を出すと近づけないし・・・
要するに、それだけの浅い深度で中性浮力がバッチリ取れるかどうか・・・が勝負となる。
水面とのキョリを目視で保ちつつ、自分が落ちているかどうかは耳抜きで判断する。耳に圧を感じれば耳抜きをしつつ息を吸い込むのだ。

水中写真に関して言えば、ただ写真を撮るという作業にも、様々な要素が絡んでくるのだ。殊、コンパクトデジカメで魚にしろ景色にしろ写真を撮る場合に、上手く撮れるかどうかはカメラの腕前やら機能の問題以前に、ダイビングが上手く出来るかどうかが問題なのである。カメラを構える前に、自分のダイビングを見直してみる事が必要である。


この魚、自分の中性浮力を試すバロメーター的被写体であると思う。
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by daisuke_yanai | 2005-11-08 22:37 | ダイビング