「そんなレベルで野球してませんから・・・」という風に発言したとあったが・・・ 彼くらいの選手になると、何と言うのか、ある意味、達観しているのだと思う。 もちろん、野球に対しての情熱というか、彼にしか理解し得ないレベルというのか、 そういう次元で野球に取り組み、物事を考えているのだと思う。 イチローだって、野球選手でもありながら、一人の男であり、人間でもあるわけで・・・ 彼なりの価値観、人生観の中で生きているはずで。 別に、イチローくらいにならなければいけないとか、そういう達観ともいうのか、高いレベルに 達しないといけないと言っているわけではなく、少なくとも、何をするにしても あるレベルで物事を成している人間には、その人にしか味わえないというか、 その人にしか理解し得ない次元の感覚というのがあるのだろう・・・と。 なので、先のそのイチローの発言にしても、いわゆる一人の記者が 「イチローさん、HRが出て良かったですね~・・・」的な会話の中で出たのだろうと。 普通だったら、「いやぁ、打てて良かったです・・・」とか言うところを、イチローだからこそ そういう答えになったんだろうなぁ・・・と勝手に想像してます。 上の写真、オビテンスモドキ(若魚)。背景、黒抜き。 オビテンスモドキを普通に撮ろうと思えば、いくらでも撮れる。 が、僕の中で、何とかコイツを黒抜きで撮れないか・・・ と言うか、ガイドだったらそのくらいのレベルで撮ろうという心意気を 持つべきではないのか?と。 決して、「どうだぁ~、こんなの撮れたぞ、凄いだろぁ~・・・」ではなく。。。 もし自分が、少なくとも水中写真を撮るダイビングガイドだと思うのなら、 これくらいは撮れなくて何がガイドだ・・・と、自分に命題を課すつもりで 撮ったのです。 このブログをご覧頂いているサイパンのガイド諸氏皆様。 僕がカメラを持ってダイビングしている時、どんなの撮ってるんだろぉ・・・ とお思いなら、こういうの狙ってます・・・とお伝え申し上げたい。 もちろん、まだまだこれから鍛えないといけないのだが・・・ とりあえず、ダイビングガイドとして生きるつもりなら、 やはり、ダイビング界のイチローを目指したいところなのです。 その中で、自分の価値観、人生観が出来上がってくるのだと。 それが僕が言うところの、ダイビングを通じての精神世界であり、 それを伝播していく事こそ、ダイビングインストラクターの使命であると。。。 また話が抽象的になってきてますが、ま、僕という人間は そういう事を思いながら日々、ダイビングしてます・・・という事で。 長々と失礼致しました。 daisuke 33
by daisuke_yanai
| 2009-08-21 19:35
| 水中写真
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