以前モデルとして撮らせてもらったGildaより連絡をもらって。 「友達が撮って欲しい・・・と言ってるんだけど」と。 その時点で来週と言っていたからもうここ数日内の出発になるのだろうが。 なんでもイラクへ行くらしい。 その辺りの事情や価値観等については僕も何かと思うところはあるが。 まぁここでは割愛させて頂くとして。 そんなサイパンの若い二人の、しばらく会えなくなる前に写真を撮っておこう・・・ と思う気持ちを大事にしてあげたいのと。 僕の写真をみて「この人に撮ってもらおう」と決めてくれた事に感謝の気持ちを込めて。 「いくらで撮ってくれる?」というから、 「僕が撮ったGildaの写真をみて僕を知ってくれたわけだし」 「それで暮らしてるわけでもないから、別にいいよ」と。 まだ10代の二人の、そんな純粋な気持ちにつけ込んで・・・というと言葉が悪いが。 そこで何十ドルかもらったところで別にどうもならんだろうと。 今僕に必要なのは、こういう機会をもっと増やして。 誰もがこれならお金を払ってでも撮ってもらう価値がある・・・という写真を確実に撮れる様になる、 という事。 ただ機材が良いから撮れてるだけ・・・という写真ではない写真を撮れる様になる事。 それに尽きる。 イラクの乾いた土地に立つ彼と、満天の星の下で暖かい潮風に吹かれながら立つ彼女が お互いを思いながら今回僕が撮らせてもらった写真を見てくれる事になるかと思うと。 せつなさを感じずにはいられないのだが。 そしてその時にこそ初めて、自称ではない、フォトグラファーとしての僕が二人の中に存在し得るのだ、と。 必ず無事に戻って来いよ。 そしてまた君らを撮らせてくれ。 フォトグラファーとして、待ってるぞ。 おっさん心ながらに、若い二人への感謝と、愛を込めて。 daisuke 37
by daisuke_yanai
| 2013-02-26 07:10
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